こんにちは。
ホープアカデミーの藤原です。
私は週末小学生のサッカーの指導に行っています。
小年代に習い事としてスポーツをさせる親も多いと思います。
スポーツには大きく個人競技と団体競技に分かれます。
今日は団体競技について少し書こうと思います。
個人競技、団体競技ともに求められる選手像は「コツコツ取り組むこと」だと思っています。
特に育成年代では、順を追って取り組む、成果がでることで、物事に対するアプローチの方法を知ります。
急にできるようになることはありませんので、毎日の練習の成果が結果として現れる、それを体験できることがスポーツに取り組むことの最大のメリットだと思います。
目標に対してどういったアプローチをして、どういった結果が出たのか、自分で身をもって経験することで、成功体験として人生の糧になっていきます。
ここからは団体競技についてですが、団体競技のいいところは、「他者がいる」ということです。
人間一人で生きていくことはできませんし、他者がいることにより、自分のふるまいも変わってきます。
特に団体競技は「相手と味方」がいるので、相手選手のことも考える、味方選手のことも考えながら自分の行動を決めなければいけません。
社会に出ても、自分とその周りの様々な人に気を配りながら物事を進めていかなければならないことは多いです。
そういったことに慣れておく、常に自分と他者を意識しておくことは大事です。
団体競技ではそのような社会での疑似体験が可能なのです。
いろんなことに気がつく、配慮する姿勢を身につけることができると思っています。
今は個人主義が叫ばれる時代ですが、自分が良ければいいというのは、ビジネスの世界においてもよくありません。
どうすれば周りとうまく関係を築くことができるか、どのようにして自分の立ち振る舞いを決めるのか、そういったことを学習する場として、団体競技はとても有意義な習い事ではないでしょうか。