BLOG ブログ

志望理由書の書き方

こんにちは。

ホープアカデミーの藤原です。

大学の推薦入試が始まっております。

推薦入試では、ほとんどの大学で志望理由書の提出が課されています。

面接などではこれを基に質問がされることもあり、大学に対する自分の気持ちを表現する重要な課題です。

きょうはその書き方と書くべき内容をご説明いたします。

志望理由書の内容

志望理由書はその名の通り、志望理由を記入して提出するものです。
ただ入りたいではだめなことは当然として、具体的にどういったことを書けばいいのでしょうか。
順番に見ていきましょう。

やりたいこと+大学の特色

まずは率直に自分がその大学に入りたい理由を考えてみましょう。
「資格が取れるから」「就職率がいいから」「自分が学びたい学部があるから」などさまざまでしょう。


次に、その大学でなければならない理由は何なのか、考えてみましょう。
取りたい資格があるからその大学を選んだのであれば、同じ資格の取れる他の大学でなく、なぜその大学なのか、考えてみましょう。
思いつく理由は、その大学の特色だということです。
思いつかなければ大学のホームページやパンフレットを見てみると良いでしょう。

「私のやりたいことをするためには、この大学でないとダメだ!」と読んでいる人を納得させることが必要です。

自分の将来像+大学の特色

自分が将来どういった人間になりたいのか、何をしたいのか考えたことはありますか。
あるのでしたら、その将来なりたい自分になるために、その大学のどういった部分が合致しているのか、考えてみましょう。
「弁護士になりたい」という将来像があるのなら、司法試験の突破率が高い、法曹関係への就職率が高いなどの理由で大学を選ぶのではないでしょうか。

大学によっては、公務員や国家資格などの特別カリキュラム用意している大学もあります。
そういった大学ごとの特徴を調べておくと、志望動機に書きやすくなります。

具体的な例

その大学に入学出来たら、どんな生活がしたいのか。
オープンキャンパスやパンフレットなどで大学に対してどんな印象を持っているのか。
先輩方の言葉など、志望理由に具体的な内容を盛り込むことで内容がぐっとわかりやすくなります。

大学のパンフレットに「資格取得に向けきめこまやかな指導をしています」と書いていたことをそのまま理由とするよりは、

大学の先輩から聞いた話で「資格取得の受験前日まで、先生が試験対策をしてくれた」とか「毎日の補講で力がついて合格できた」など、人の話や具体例を志望理由に盛り込むと説得力が増します。

どういったことで大学に入りたいと思ったのかがシンプルにわかるほうが伝わりやすいです。

まとめ

志望理由書をうまく書くコツは大きく2つです。


①その大学でなければだめな理由を書くこと

②具体性+抽象性をバランスよく盛り込み説得力を持たせること

志望理由書をいうのは、大学の入試担当者が読みます。

その生徒がなぜここの大学に入りたいのか、読んでいる人を納得させなければ志望の理由としては不十分です。

書いた内容に自信がない時は、他の人に読んでもらい、志望した理由が納得できるものなのか、客観的に判断してもらうのも良いでしょう。

何にしろ、受験において志望理由書の内容はかなり大事です。
推敲に推敲を重ねて、自分が納得できる最高の文章を書けるようにしましょう。

[addtoany]