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目的と手段

こんにちは。

ホープアカデミーの藤原です。

今回は気になった時事ネタについて少しお話しようかなと思います。

今私が気になっているのは、テレビやニュースで報道されている18歳未満への給付金です。

いろんなところでいろんな意見が飛び交っており、批判する声も少なくないようです。

対象の家庭からすれば給付はもちろんありがたいと思います。

でも、今回の給付の「目的」がいまいち見えてこないのが少し不気味ですよね。

生活の補償のため?

それならば18歳未満の子供がいる家庭に限らず困窮世帯や所得に応じた給付をするべきです。

子供のいる世帯だけにする意味がありません。

消費喚起?

これも子どもに限定する理由がありません。前回の定額給付金のように一律にしたほうが、使ってくれる額は増えますからね。

こどもがいる家庭への支援?

子供がいる世帯では、生活費、習い事など子供がいない世帯に比べて支出が多いのも事実です。

公明党は「未来応援給付金」と銘打っておりますが、子どもがいる世帯の全部がコロナによる打撃を受けたわけではありません。

お金のために本当に将来の夢をあきらめなければならない人や、本当に困っている人に税金は使うべきですが、一律ではそうもいきません。

そういった細かいことろが大雑把すぎるのはやはり目につきますし、批判されてもしょうがないのかなと思います。

給付金も元は我々の税金です。

打ち出の小づちのように無限にお金が出てくるわけではありませんので、時間がかかってでもそういったあたりは細かく精査して欲しいかなと個人的には思います。

将来日本を背負っておく子供たちのために、必要なお金を出すことは大賛成です。

給付の目的は素晴らしいと思いますが、手段を間違えるとただのバラマキになってしまい、給付の意図するところではないお金が出ていってしまうのではないでしょうか。

人気取りのためではなく、もう一度給付の目的に立ちかえって考えてほしいというのが私の意見です。

これ以上書くと長くなりますので、今日はこの辺りにしておきます。

生徒は期末テストの準備をがんばりましょう。

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