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英作文の取り組み

こんにちは。ホープアカデミーの藤原です。

入試問題では必ずと言っていいほど出題される課題英作文の問題、苦手な生徒が多いですね。

香川県の入試では、条件英作文の配点が4点とかなり大きな配点があります。

書けるか書けないかは、入試の合否を左右することもあります。

きちんと対策をすれば、誰でも書けるようになりますので、順を追って対策をしていきましょう。

英作文をうまく書くコツ

それでは、条件英作文をうまくかくために、どういったプロセスで取り組めばいいのでしょうか。
基本的に必要な力はまず「文章が作れること」です。
これは教科書の例文やあいさつ文など基本的な英作文をマスターしていることが大前提です。
決して難しい文章を書けるようになることが必要ではなく、あくまで基本文をミスなく書けるレベルの力は必要です。
そのうえで、取り組むステップは3つあります。

文章を日本語で考える

まず、条件にあう英文ではなく、日本文を考えます。
日本語で文章を考えてください。
条件で3文以上なら3文以上、条件に合うように日本語で文章を考えます。

英語に訳してみる

次に、英語で作った文章を英語に訳します。
ここですべて訳することができれば何も問題ないですが、英語で表現するのが難しかったり、英単語が書けなかったりしたときは、日本語の文章を練り直します。


「駅へ行く道を教えていただけませんか」
という日本語を英語に訳すと
「Can you tell me the way to the station?」ですが、思いつかない、書けないときは日本語を

「私は駅に行きたいです。助けてください」
と直します。意味はほとんど一緒ですよね。
英語に直すと
「I want to go to the station. Help me!」
これだったら書けるのであれば、こちらを採用します。


このように、文章自体が難しければ、シンプルな日本語に直す→英語に直すという作業を繰り返していきます。
英単語が書けない場合も同様に、自分が確実に書ける英単語で出来る文章を念頭に置きながら日本語を考え直します。

文章全体を見直す

最後に文章全体を見直して、文法的に間違っていないか(自信を持って書ける英文で構成されているか)、英単語のミスがないか確認しておきます。
また、設問の内容に合っているか、条件に合っているかを確認し、問題がなければ完了です。

小技を習得する

条件英作文では、まず書ける文章のパターンが増えればそれだけ有利になりますので、英作文や和文英訳などの学習を繰り返して書ける文章を増やしていきましょう。
さらに、日本語で文章を書く、条件にあった文章を作るトレーニングも必要です。

また、人物のセリフがある文章では
「He told me to go to bed early.」(彼は私に早く寝るように言った)
       ↓
「He said to me ''Go to bed early.」(彼は私に『早く寝なさい』と言った)
というような直話法で表現するほうが簡単な場合が多いです。
こういったテクニックも学んでいけば、さらに文章をつくることが簡単になるでしょう。

まとめ

ある程度問題に沿った英文が書けるようになるためには、反復した学習が一番の近道です。
上で述べたような作文のプロセスを踏みながら、たくさん問題に取り組み、どんどん英文を書いていきましょう。
解答の自由度が高いということは、自分の持っているスキルで対応しやすいということです。

どんどん問題に取り組んできっちりと英作文の得点をものにできるようにしていきましょう。

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