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~英語編~中学生になるまでにこれだけは準備

小学校5年生から少しずつ英語の学習が始まってきます。最初は簡単な会話文を読んだり、英語でコミュニケーションをとったりする程度の内容ですが、もちろん徐々に内容は難しくなってきます。今年から中学校の学習指導要領が変わり、中学校の教科書の内容は大幅に変更をしています。その前段階として、小学校の英語の学習があります。本格的に始まる中学校からの英語学習につまずかないためには何を準備しておけばいいでしょうか。

準備しておくべきこと

「スピーキング」「リスニング」

小学校からは簡単な文章を読んだり、英語を聞いてフレーズを繰り返したり、英文を聞いて答えたりといった、「書かない」学習からスタートします。これは、英語の4技能のうち、「スピーキング」「リスニング」にあたります。まずは英語に慣れることからスタートというわけです。聞いてその通りに発音したり友達と簡単な英語でコミュニケーションをとったり、今後の英語学習でも重要な部分となります。授業に沿って楽しく学んでいけるようにしましょう。

ローマ字

小学校4年生あたりから本格的に学習が始まるローマ字ですが、基本的なアルファベットの書き方はもちろん、固有名詞なども、ローマ字を主体として書くことがあります。まずはアルファベットを正しく書けるようにすること。普通のノートに書くのではなく、4線の入った英語のノートにきちんと書けるようにしましょう。また、ローマ字では必ずヘボン式を意識して書ける、読めるようにしましょう。

国文法

これが一番大事です。中学校の教科書を見ると、中1の最初の単元から、主語や一般動詞などの言葉が出てきます。主語って何?動詞はどれ?となっていると、もはや英語どころではありません。
会話をするのに文法を意識することは少ないですが、中学校の英語では英文法の学習があります。日本語の文法を理解できていないのに英語の文法なんて頭に入ってくるはずがありません。日本語では主語と述語、動詞や形容詞などの見分け方などは最低限できるようになっておく必要があります。

英単語

ここからはライティングの分野になってきます。中学校1年生で学習する英単語はおよそ300語と言われています。中学校3年間では3000語ともいわれていますが、英語は単語が書けないと何も始まりません。国語でも、漢字や熟語を知らないと文章が作れないのと一緒です。ただ中1では覚えるのにたいていの子供は苦戦します。なんせ1年間で300語!
だいたい一日に1個の単語を覚えていかなければならないことになります。ですから、小学校のうちから、appleやpen、Englishなど簡単な英単語を書いて覚えておくようにしておくと、中学校に入って覚える単語が減り、余裕がでます。小学校の英語の授業では英文を書くことは少ないようですが、中学校の準備と位置付けると避けて通ることはできません。少しずつでも英単語を覚えていけるようにしましょう。

まとめ

新学習指導要領になって3か月が過ぎましたが、小学校の間に英語を十分に学習してこなかった生徒には正直かなりハードな教科書になっています。Be動詞と一般動詞が一緒に出て来たり、助動詞が急に出てきたりと文法的にもかなり説明が難しい部分が多いです。ですが、国語の文法の知識があればここはクリアできると思います。あとはどんどん出てくる英単語をいかに克服するか、実際にテストでも英単語を間違えて得点を落としている問題は非常に多く見受けられます。これについては早めに学習を進めておくことで対応ができますし、やっておかなければ中学校からの英語学習にはついていけなくなるでしょう。1学期のテストで英語ができなかった子供は、夏休みの間に完璧に復習をして、苦手意識を取り除いておくことが大事です。できていなければ今後ずっと英語に苦手意識を持って取り組むことになりますので、英語が楽しくなくなります。
できていなかったところをきちんと見直して、2学期に備えられるようにしましょう。



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