こんんちは。
ホープアカデミーの藤原です。
私が塾生や週末コーチをしているサッカークラブの選手たちに常々言っていることがあります。
特に大事な試験や試合の前にはこういった話をします。
それは、「できないことはできない、できることを100%やるように」ということです。
以前のブログでも書きましたが、勉強で演習問題に取り組む際にはサクサク進めることが大事だと申しました。
できない問題であればあきらめて早く次に行くようにすることで、解ける問題に時間を割こうという意図です。
できない問題をじっくりと時間をかけて取り組むことも大事ですが、特に勝負の場(試験や試合)ではその場でどれくらいできるかが重要になってきます。
今までできなかった問題が試験の当日急にできるようになる可能性はかなり薄いです。
その代わり、今までの学習で身につけて解けるようになっている問題は時間さえあれば解答までたどり着くことができるでしょう。
「諦める」というよりは「今できることを確実にする」というニュアンスです。
スポーツも試合の当日に急にうまくなったりはしません。
ですが、今まで練習で繰り返してきたことは確実に出せます。
緊張して本来の力が出せない人もいますが、そういった生徒についても、必ず同じことを言います。
「できないものはできない。その代わり今できる問題は本番でも必ずできるから、自信をもって取り組みなさい」
そう言って生徒を送り出します。
もっている力を十分に発揮するための方法については、長くなりますので後日書きたいと思いますが、一番大事なのは自分を信じることです。そして親や私たちが生徒を信じてあげることでせいとにとっては大きな力になると思っています。
そして今できないことは今後少しずつできるようにしていけばいいのです。
もちろん結果は重要ですが、そこに到達するまでのプロセス、どうやって取り組んだか、力は発揮できたのか、そういったことにも目を向け、子どもを評価していくことが、子どもにとっては「いつも見てくれている」という安心と信頼につながるはずです。
次の試験の際にはぜひ子供にこういった言葉をかけて送り出してあげてくださいね。