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問題解決能力とは

こんにちは。

ホープアカデミーの藤原です。

あなたは何か問題にぶつかった時、何を考えてどんな行動をしますか?

人間関係の問題や勉強の問題、進路の問題など日常生活で起こり得る問題は多岐にわたります。

でも様々な問題の解決のアプローチには一定の法則があります。

それは

「原因を正確につかむこと」

「適切な解決策を実行すること」

です。

まず、原因を正確につかむことについては、様々なスキルが必要ですね。

人間関係の問題であれば、人の感情を考えなければいけませんし、学習の問題であれば、何がわからないからできないのかを考えなければいけません。

そのために必要なことは、いろんな方向から考えてみることです。

自分の考えや相手の考え、または第三者の考え方はどうなのか、一連の出来事のどこが問題になっているのか、そういったことを掴むことが大事です。そういったスキルは日常生活でももちろん培うことができますが、勉強でも同じことをしますよね。

足し算なのか引き算なのか、方程式を使えば解けるのか、それともグラフの問題なのか、様々な方向から考えてみて解き方を考えていきます。

簡単なことではありませんが、トレーニングを積むことでだんだんと問題点や原因を正確につかむことができるようになります。

毎日の生活も勉強も含めてそういった問題点を探すトレーニングなのです。

そして原因がわかれば、次は適切な解決策を実行します。

ここで大事なのは「実行する」ことです。

自分の行動が原因だと思うならば、謝ってみたり、新たな解決策を提示してみたり、勉強であれば、方程式が使えると思えば、方程式の式を立ててみることです。

原因が正確にわかっていたとしても、自分がとった行動が適切な解決策ではないかもしれません。

ただ、それが正しいか正しくないかは、行動してみなければわかりません。

方程式の問題だと思っていたけど、式が作れない。

ということは方程式の問題ではなく、グラフの問題かもしれない。

実行するということは、こういった改善策が打てる可能性があるのです。

原因がわかっていても解決しなければ意味がない。

改善が必要ですが、一発で完璧に解決することは難しいかもしれません。(もちろん、経験値が上がっていけば、そういった精度も上がるかもしれませんが)

問題解決がスムーズにできる人は、自分で考えた解決案を実行してみることに躊躇がありません。

間違っていればまた新たな解決策を実行します。

これは勉強の世界でもおおいにいえることで、勉強がどんどん進んでいく生徒は、こういったチャレンジ&エラーをひたすら繰り返します。

その中でいちばん適切な方法を学習していくのです。

逆になかなかはかどらない生徒は、頭の中でずっと考えています。

考えているだけではどれが正しくてどれが正しくないのかわかりません。

実行あるのみです。

こういった癖をつけていくことで、毎日の勉強はもちろん、社会に出てから必要な「問題解決能力」を養っていくのです。

今はその試行段階ですから、どんどん間違えてどんどん失敗すればいいのです。

それをうまくカバーしていくのが我々大人なのですから。

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