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勉強のレベルは合ってますか

部活動も終わって、今から勉強に集中しようという生徒が非常に多いこの時期。

ですが、ただ参考書や問題集を買って取り組むだけでは成績はあがりません。それどころか、大事な受験生としての1日1日を無駄にしてしまうことだってあります。

具体的にどういったことに気をつけながら勉強を進めていけばいいのでしょうか。

自分のレベルを知って問題を選ぼう

まずは自分の学力のレベルを正確に知ることから始めましょう。例えば、学校の定期テストではどれくらいの順位なのか、偏差値はどのくらいか、どのあたりの志望校が合格可能なのか、などを参考にしながら自分の学力レベルを測りましょう。

トップ進学校を目指すなら

県内でもトップの進学校を目指せる位置にいるなら、基礎的な内容はほぼ頭に入っているといっていいでしょう。夏休みのこの時期から演習問題や入試問題にどんどんチャレンジしていきましょう。
入試問題にはパターンがあります。もともとの学力が高くても、それだけでは解けない問題もあります。できるだけたくさんの問題に触れることで問題を知ること、パターンをどんどん頭に入れていくことでどんな問題がきても対応できるようになります。
トップ進学校になれば1点、2点が合格を左右することはよくあります。
たくさんの問題に触れながら、解答の精度、知識を深めていきましょう。

中堅高校を受験できるレベルなら

県内でも中堅どころの公立高校、普通科高校を目指す生徒は、バランスよく学習を進めていくことが大事です。
このレベルの生徒は、得意教科と不得意教科がはっきりとしている生徒が多いので、どの教科をどれだけ取り組むのかは、学習の質に大きく関わってきます。
まずは苦手な教科の得点を上げていくことからスタートしましょう。
テストの得点を85点から95点に上げあるのはかなり難しいですが、50点から60点に上げるのはさほど難しくはありません。どちらも同じ10点ですから、まず取り組むべきは50点の教科の得点を上げることです。こういった教科は基礎レベルの学習内容がおろそかになっていることが多いです。
単元を絞り込んででも基礎から一通りじっくりと学習を進めながら、基礎部分を培っていきましょう。
夏休みの間にきちんと基礎が身についていると、受験が近くなってきたときに成績がぐっと伸びる可能性があります。逆にここができていないと、いくら学習時間を増やしたところで成績はあがりません。
まずは苦手教科の克服からスタートするのがいいでしょう。

公立高校を目指すなら

とりあえずなんとかして公立高校を目指したい、というレベルの生徒(定期テストでも半分以下)は、徹底して「基礎」です。国語なら簡単な文章問題の読解や漢字、熟語、数学なら計算問題、英語なら英単語と文法の基礎、こういった部分を徹底してするべきです。
現実的に考えて、今から半年間みっちりと勉強しても、正答率が10%程度の問題や、証明問題を解けるようになることは難しいです。
それよりは、基本的な問題を落とさない、確実に解けるようにしておくことが、得点のアップには効果的です。「とるべき問題をとる」というイメージです。
そのためには、先ほど挙げたような基礎的な部分の理解が必須です。
難しい問題集などはせず、一番簡単な問題集をきちんと解けるように繰り返し学習をしましょう。

まとめ

自分の力をきちんと把握していないと、レベル違いの問題に手を出したり、意味のない問題をひたすら続けて取り組んだり、これでは学力のアップにはつながりません。
自分の力がどのくらいなのか、どこを目指すのか(目指すことができるのか)によって、取り組む内容はかなり違います。
例えば、基本的な英単語も覚えていないのに、難しい英語長文問題に取り組んだり、方程式もきちんと解けないのに二次方程式の文章題に取り組んだりすることは、なんの力にもなりませんし、はっきりいって時間の無駄です。
こういった無駄をなくすためには、自分の力を客観的に把握することが大事です。自分では把握しにくい場合は、第三者である学校の先生や塾の先生の意見を聞くことも大事です。

順序良く取り組むことで毎日の勉強も最大の効果を発揮しますよ。


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