こんにちは。
ホープアカデミーの藤原です。
ホープアカデミーでは日ごろから「自学自習」をモットーに生徒が自分で課題を見つけ、自分で取り組めるよう、日々学習のサポートを行っております。
教育の最終目標は社会の一員として自分の力で生きていくことではないかと思っています。
そのために必要なのはもちろん教養であったり、コミュニケーション能力であったり、多岐にわたると思いますが、塾でできることといってもたかか知れていると感じています。
勉強にしても、学校で教えているすべての内容を塾で同じように学習するのは無理ですし、一方では学校の成績が上がることが塾の一番のステータスではあると思います。
ですが、一番大事なのはさきほど申し上げた「社会で一人の社会人として人生を送る」ことです。
そのために必要なものを学生の時に習得してもらいたいわけです。
勉強も大事です。行きたい高校や大学に受かることも大事、今後の人生において大きな意味をもつ進路だと思います。
では、学生時代に全く勉強をしてこなかった人は、社会で生きていけないのかというとそうではありません。
学歴がなくても社会で成功している人はたくさんいますし、人生を楽しく過ごしている人も多いです。
たくさん勉強をしてきた人が例外なく幸せな人生を送っているかと言われれば、必ずそうではないのかなとも感じます。
話が少し大きくなってしまいましたが、私が学生時代に必ず身につけておいてほしいことは、「失敗から学ぶこと」と「実践する力」です。
学生のときはテストで失敗しても死ぬことはありませんし、受験で失敗したとしてもやり直しがききます。
失敗は誰だって必ずしますし、ミスがないこともあり得ません。
大事なのは、「なぜ失敗したか」を考えることです。
たくさん失敗をしても、それを振り返って反省し、何がダメだったのか考えること、それが一番大事だと思います。
それができるようになると、失敗の経験を踏まえながら「次はどうやったら成功するのか」を初めて考えることができます。
そしてそれを実践してみること。
次は成功するかもしれませんし、また失敗するかもしれません。
でもそれを重ねていくうちに、必ず失敗をすることは減ってくるでしょう。
そうやって大人になるからこそ、社会の一員として、失敗できない行動ができるのだと思います。
社会人になると失敗してはいけないということでありません。
私自身毎日が失敗だらけです。
ですが、ここぞというときに今まで失敗した経験は必ず生きます。
今のうちにたくさん失敗して、経験して、そこから何かを少しずつ学びながら大人になっていく、ホープアカデミーではそういった手助けをしていければいいなと思っています。