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学習効率とは

こんにちは。

ホープアカデミーの藤原です。

このブログでも塾の学習でも私は常々「効率的」という言葉を使っています。

同じ時間勉強するのであっても、効率がよければたくさんのことが身につくし、効率が悪ければ何時間学習しても身にはなかなかつきません。

効率の良い学習は何を意識していけばよいのでしょうか。

学習の効率を上げていくコツ

学習の効率を上げていくためには、いくつか意識して取り組んでほしいことがあります。ただの作業として勉強を進めるのではなく、集中して学習に取り組むことが大前提ですが、特に気をつけてほしいことを挙げてみます。

とにかく進める

これは私の経験上とても大事なことだと思っています。
学習を進めていくうちに、わからない部分や、わからない問題が出てくることがあります。そういった問題は本来じっくり考えることが必要なのですが、ある程度考えてもわからなければ、潔くあきらめて次の問題に取り組みます。特に問題の意味がわからなかったり、どうやって解けばいいのかわからない問題は特に、すっぱりと諦めることも大事です。
例えば最初の問題でつまづき、30分考えてしまうと、その次からの問題に取り組む時間が30分減ってしまいます。
また、試験でもこういったことは起こりますが、ある程度のところで次にいかないと時間が足りなくなりますよね。
同じ量の問題でも時間内にできる=効率的、時間内にできない=非効率ととらえてみましょう。
一概には言えませんが、わからない問題はあって当然なのです。じっくり考えるべき時は考える、だめなときは諦めて切り替えることも大事です。
まったく解けない問題は先生に聞くか、参考書を見たほうがよっぽど早く効率的です。
明らかにできない問題に時間をかけて向き合うことははっきりいって時間の無駄です。
解き方がイメージできる、何となくでも鉛筆を動かせるような問題のみ取り組んでいくようにしましょう。

「暗記の問題」と「考える問題」に分ける

学習に取り組むうえで、大きく分けて社会の重要語句や英単語、漢字などの主に暗記が重要な学習と、文章問題や読解問題など、考えて取り組む問題に分かれると思います。
暗記は脳をあまり働かせなくて済むので、勉強の最後にまとめて取り組みます。
夜の勉強や就寝前がおすすめです。
また、人によってどのくらいの反復で覚えられるかは個人差があります。
人によっては3回書けば覚えられる人もいるでしょうし、50回書く人や、ひたすら読んで覚える人もいるでしょう。
自分なりの効率の上げ方を知るというのもひとつ大事なことだと思います。
文章問題や読解問題など考える力が必要な問題については、脳にエネルギーがある朝や昼間に取り組むようにしましょう。
脳も1日では夜のほうが疲れています。頭のはたらきは鈍くなってきますので、それも踏まえて学習を進めていきましょう。

計画を立てる

「今日この時間に何をどこまでするのか」そういったことをきちんと把握するために、学習の計画を立てることは必須です。
これがなければ、どこまでやればいいかもわからないし、どれだけやったかもわかりません。モチベーションのお話でも同じようなことを書きましたが、何をどれだけやったかがわからなければ、次に何をどうするべきなのかわかるはずがありません。
最初は「今日はここまでやろう」といったぐらいのざっくりした計画でも良いので、必ず計画を立てる習慣をつけましょう。

まとめ

以上効率をあげるための取り組みをご紹介してきましたが、最後に一番大事なことを書いておきます。
それは「すぐにはできない」ことです。
今日までは勉強の効率が悪かったから、明日から超効率的な勉強をしよう!
といってもできません。
例えば、1日に30分しか勉強しない人が、明日から8時間勉強することは無理ですよね。
自分にあった勉強法を見つけるのもすぐにはできませんよね。いろいろと試行錯誤してだんだんとブラッシュアップされ、コスパの良い勉強方法が確立されてくるでしょう。
効率よく学習することを意識して、日々少しずつ改善していきましょう。

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