BLOG ブログ

数学の勉強方法

こんにちは。

ホープアカデミーの藤原です。

数学の学習への取り組み方について、時間をかけて学習しているのに結果がついてこない、なかなか得点が上がらないという生徒、結構多くいます。

そういった生徒へ、今回は数学に特化した、具体的な学習方法をご案内したいと思います。

数学の教科の特徴と取り組み方

数学という教科は、ほかの教科と一番異なっているところは、「解答がひとつしかない」ということろです。
証明問題などを除いて、必ず解答は具体的な数になるとか、式になるといった、たどり着く解答は唯一であるという特徴があります。
よって解き方も正しい手順があります。
正しい手順を踏んで、正しい解答にたどり着けるか、これを数学は問うものなのです。

問題の理解

これはどの教科でも同じです。
問題が何を問われていて、何を答えなければいけないのか、それを理解することが第一歩です。
距離を求めるのか、人数を求めるのか、式を求めるのか、それとも座標なのか、最終的に何を求めなければいけないのか、ゴール地点をまず明確にすることが必要です。
何をしているかわからないが取り組む、こういった学習方法は、その場では解けるかもしれませんが、少し問い方や内容が変わった場合、まったく解けなくなります。
何を答える問題なのか、しっかりと理解して問題にとりかかるようにしましょう。

手順を覚える

問題の内容や問われていることがわかると、次は手順を理解していきます。
ここで大事なのは何をしているのか、何のためにその計算を使っているのか、わかってから取り組むことです。

一次関数の問題であれば、傾きは何を表しているのか、グラフにあらわすとどうなるのか、これをひとつひとつ確認しながら問題に取り組むことです。

問題の解き方には手順があります。
ただ何を求めるためにこの操作、変換をするのか、そういったことをひとつひとつ理解しながら手順を覚えていきます。
例えば、グラフの交点を求めたいのならば、グラフの式を連立すれば求められるのですが、なぜ連立すると交点がわかるのか、そういったことをひとつひとつ考えながら進めます。
時間はかかりますが、そういった深い理解が次の学習を取り組みやすいものにするのです。

計算力をつける

今の学習要領では、考える力、発想力を重視するのであまりフォーカスはされませんが、いくら正しい式を立てることができたとしても、解けなければ意味がありません。
中学、高校となるにつれ、計算は複雑になってきますし、問題によってはひとつの計算ミスがすべての問題に影響することもあります。

計算力をつけるには、こつこつと数をこなす以外にありません。

計算でミスが多いなら、必ず計算過程をきちんと書くようにし、間違った問題はどこの計算が間違っていたのか、確認することが必要です。
それをすることによって、自分はどこでよく間違えるのか、どういった計算が苦手なのかわかり、普段の計算で注意を払うことができるようになります。

私の経験上、計算ミスが多い人は、途中式を省略する人が多いです。
結果が間違っているのであれば、どこかでミスをしているため、そのミスを自分で理解することが計算を正確にする一番の近道なのです。

計算問題への取り組みは面倒だと思っている生徒は多いですが、必ず必要なステップなのです。

まとめ

数学の問題に取り組むにあたって重要なステップを3つお伝えしました。
自分がどこでつまづいて問題が解けないのか、まずは自分の解答を分析することが大事です。

数学に限らず、学年が上がるにつれ、どんなに頭のいい人であっても、やらなければ確実にできなくなります。

数学が得意な人であっても、得意だからといって演習や計算をさぼっているとどこかで必ずつまずくことになります。

数学は積み上げ教科ですので、学習する順番を飛ばして学習することはできません。
中学校の数学は、小学校の内容が理解できている、計算が正しくできることを前提として進められます。

もし今の学習でつまずいている人がいれば、数学の問題を解くために必要なスキルのどこが欠けているのか、分析しながら取り組み方を考えていくことが必要だと思います。



ホープアカデミーでは、少人数学習の中で、生徒ひとりひとりのそういった弱点や必要なことを個別にフォーカスしながら、今一番必要な学習は何なのか、分析し、学習に取り組んでもらっています。

体験入塾も随時行っておりますので、今何をすべきかわからない生徒も、ぜひ一回体験に来てみてはいかがでしょうか。
[addtoany]