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暗記のコツ3選

学生には暗記しなくてはいけないものがたくさんありますね。

漢字や英単語、熟語、理科や社会の重要語句など学習の半分は暗記だといっていいほどたくさんあります。

必ず覚えなければいけないものならば効率よく覚えたいですよね。

暗記のコツはたくさんありますが、今日はその中から私が個人的にお勧めする暗記の方法を3つご案内します。

効率よく暗記するコツ3選

様々な本やインターネットの記事など、暗記のコツはたくさん書かれています。
その中から自分に合う方法を見つけ、それをすることが一番の暗記のコツではありますが、すべて試すのも大変ですよね。
学習塾で行って生徒に効果が高かった暗記法を3つに絞ってお伝えします。

五感の複数を使って暗記

これは実際に実践している人も多いのではないでしょうか。
五感とは「視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚」です。
例えば漢字の暗記を行うときは、書きながら口に出す、これで五感のうち触覚と聴覚を使っています。
(視覚も使ってますね。。)
英単語は書きながら読んだり、聞いたりすれば、五感のうち3つを使いながら覚えることができます。
ひとつの感覚器官から情報をインプットするより、ふたつの感覚器官からインプットすれば暗記スピード単純に2倍です。(個人差はありますが)
3つ使うことができれば3倍?といったふうに、たくさんの感覚器官を使って暗記の学習をするように心がけていきましょう。

寝る前に学習

暗記を必要とするものは、夜に学習するのがおすすめです。
その理由一つ目は、人間は昼間活動していますので、夜は(就寝前)脳が疲れている状態です。
この状態で思考力が必要な演習問題や読解問題に取り組んでうまく頭が働いてくれません。
その点、単純な作業である暗記は、脳をあまり使わず取り組むことができます。
受験生などが暗記の学習をするのは夜がおすすめです。
理由二つ目は、脳に記憶が定着するのは寝ているときだと言われています。
ですので、就寝前の夜に暗記ものの学習をすることにより、記憶として定着しやすくなります。
寝る前などに時間を決めて暗記に取り組むのがいいでしょう。

人に伝える

暗記した内容を人に伝えていきます。
学校や塾でやっている英単語テストや漢字テストは、覚えた記憶をアウトプットできるようにするものですが、それに似ています。
ただ効果はテストより大きいと感じています。
人に伝えるということは、自信を持って正しいことを伝えるということです。
テストでは、多少あいまいでも正解してオッケー!みたいな部分もありますが、人に伝える、特に人に教える場合はそんなあいまいな状態では大部分の人は伝えることができません。
逆に言えば、人にきちんと伝えることができれば、頭の中にきちんと記憶として定着しているということです。
覚えられたと思ったら一度家族や友人に覚えたことを披露するのも暗記の方法としてはよいです。

まとめ

暗記のコツを厳選して3つお伝えしましたが、最後に重要なことを2つお伝えします。
一つ目は、物を覚えるということは長期記憶です。
短時間で覚えたことは短時間で忘れますが、時間をかけて覚えたことは長期間記憶に残っています。
これは脳の構造上証明されていることですので、時間をかけてこつこつ取り組むことがとても大事です。
よくテスト前日に一夜漬けで学習をする生徒もいますが、次の日のテストはどうにかなっても、長い目で見れば決してそれは良いこととはいえません。
勉強は毎日こつこつ取り組もうといわれるのはこのためです。
二つ目は、覚えられなくてもあまり気にしないことです。
今日覚えた10個の英単語は、明日になると9個忘れています。
これは自分が悪いからではなく、脳の構造上そうなっています。
忘れるということは自然なことなのです。
ですので、昨日覚えたことが残っていなくても気にせず、「今日また覚えればいいや」ぐらいの楽観的な感覚で学習をすすめていきましょう。
小中学生で覚えるような内容など、誰でも必ず覚えられます。
暗記できている人はそれだけ、効率よく取り組み、反復して学習しているだけです。
あきらめずに取り組んで、試験やテストで笑えるよう、毎日こつこつがんばっていきましょう。
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