期末テストも終わり、今から夏休みを楽しみにしている子も多いでしょう。しかし1学期の内容を復習しておくことは、2学期からの学習をスムーズに進めるためにとても重要です。特に中1生は最初の中間、期末テストが終わってほっとしているところだと思いますが、気を抜くと2学期から勉強に置いていかれます。復習を効率的に行うためにきちんとテストを見直しておくことで、苦手な部分や理解が不十分な部分を重点的に学習できます。この記事を参考にして、テストの見直しをする習慣をつけていきましょう。
テストの見直しの方法
テストが返ってきたら、できていなかった部分だけ答えを書いてハイ終わり!という生徒も多いと思いますが、テストの解答用紙は見るといろいろな情報がわかります。具体的にどういった情報があり、どう生かしていくのでしょうか。
教科ごと
まずは教科ごとに得点と平均点を見比べます。教科ごとに順位がついていれば、順位を見るのもいいでしょう。ある教科の順位が5教科合計の順位より低ければ、足を引っ張っている教科ということです。逆に合計順位より教科順位が高ければ、比較的できているということです。平均点でもある程度は判断できます。これを見て、テストではどの教科ができなかったのか判断します。
単元ごと
次に各教科の単元ごとの得点を見ます。ここでは得点よりも配点率で見ます。例えば数学で正負の数の単元で配点が30点あり、得点が15点だったとしましょう。得点率は50%です。文字式の単元では配点が20点で得点は15点でした。得点率は75%です。どちらを優先的に学習するべきかすぐにわかります。国語であれば文章問題、漢字、文法などに分けて考えたり、英語であれば長文、文法、リスニングなどに分けて考えるとよいでしょう。
その他気をつけて見ておきたいこと
単元までしぼれたら、得点が取れていなかった単元を中心に復習すると良いです。合わせてもうひとつ確認しておいてほしいポイントがあります。それは記述問題です。記述問題の正答率はどのくらいなのかということです。ほかの問題に比べてできているのか、できていないのか、特に記号問題や選択問題と比べて著しく記述問題の得点が低い場合は、記述問題の解答の書き方を勉強する必要があります。国語のほうから先に取り組まないといけないということです。
まとめ
定期テストの振り返りはとても大事です。苦手な部分を後に残さないということにおいてはもちろんですが、苦手を知っておくという意味でも非常に重要です。勉強について学力を向上させたいのなら、まず自分の学力がどういう状態にあるのか知らなければ、学習を進めていっても効果はうすいです。自分では難しいというときは、塾の先生や親にテストを見てもらうとよいでしょう。
高松市円座地区からの生徒も多く通ってくれています「総合学習塾ホープアカデミー」では、こういった「自学自習」の手助けとなるよう、苦手部分を一緒に見直したり、テストの結果を分析したりしながら、自分にあった学習方法を探せるよう指導を行っています。最終的には自分で自分の一番効率の良い勉強ができるよう、自分のためだけの勉強マニュアルを作ってほしいと思っています。
勉強方法のご相談や毎日の学習内容のご相談、受験についても随時ご相談承っております。
現在は夏期講習も生徒募集しております。詳しくはホームページをご覧ください。
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