こんにちは。
ホープアカデミーの藤原です。
先日読んだ本におもしろい内容が書いてありました。
「なぜ同じ時間勉強しているのに学力に差がつくのか」という内容でした。
学生の頃、あまり勉強している様子がないのに成績がいい子がいませんでしたか?
自分たちのほうが勉強しているばずなのに、なぜかその子たちのほうが成績がいいのです。
昔は漠然となぜだろうと考えたりしていましたが、答えは単純でした。
その子たちのほうが勉強(学習)をしていたからに過ぎないということです。
どういうことかというと、頭のいい子に共通してみられる特徴として、机に向かっている以外の時間でも学習をしているということです。
身の回りに起こることや身の回りにあることにいつも興味を持ち、なぜだろう?どうしてなのか?というように頭を使っているのです。
勉強している以外の時間は「無」であるのと、遊んだり、お手伝いをしたり、日常生活をしている間も考えているのとでは、脳を使っている時間が全然違います。
使えば使うほどバージョンアップされていくのが脳の構造ですので、一日3時間、毎日机に向かって勉強している子と、寝ている時以外は常に脳を働かせて、情報をインプットしている子ではやはり脳の成長に差が出てきます。
例えば、洋楽を聞いている時、リラックスのために何も考えずに聞いている子と、どういったことを歌っているのだろう、と考える子、その後の行動は予想がつきますよね。
どちらが知識を得られるかは一目瞭然です。
東大生など、一般的に頭が良い、天才などどいわれている人は、日常生活の中から疑問や問題点を見つけ出し、自分で解決策を探り、よりよくしている能力にたけているそうです。
私自身も、単純に頭を使う時間に比例して考える力は上がっていくのではないかと思います。
大事なのは、いろんなことに興味をもったり、なぜ?どうして?と考えてみることではないでしょうか。
そしてそれは私たち大人からもアプローチできることであると思います。
頭がいいと言われる人はこれが習慣になっています。きっと本人も意識してやっているわけではないでしょうが、学習の時間をアップさせるコツは「机に向かっている時間以外でいかに勉強するか」ということではないでしょうか。
具体的にどんなことをすればいいのかは、また詳しく書こうと思います。