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学習における男女差

こんにちは。

ホープアカデミーの藤原です。

塾に勉強に来る生徒は性格も考え方も様々ですが、いろんな生徒がいます。

その中で、男女によって考え方や取り組み方の傾向があります。

勉強の進め方はもちろん個人個人で違いますが、男女で大まかに学習方法や得意な分野が違うような気がします。

男子の全般的にみられる傾向としては

①飽きやすい(同じことを繰り返せない)

②覚える子は比較的苦手

③応用問題や発展問題に強い

これは男としての本能的なものではないかと思います。

男は昔から狩りをして動物を捕らえ、生活をしてきました。

狩猟では、全く同じことは2度と起こりません。ですから、同じことを覚えておくということは必要ない事だったのです。

また、狩りがうまくいったことや失敗したことから、どういうケースでうまくいったのか、傾向を掴む力が鍛えられていますので、応用力があります。

対して、女子に全般的にみられる傾向としては

①暗記や反復学習が得意

②解法や手順を覚えることは比較的得意

③応用問題は苦手

という傾向があります。これは、男性が狩りに出るのに対して、女性は家で家事をしたり、子どもの世話や身の回りのことをすることが多かったせいでもあります。

毎日同じことをルーティンできちんとこなすことが大事だったのです。

その点、いつもと変わったことも少なく、変化に対応する機会があまりなかったため、応用力や変化に対応する力は少し低いです。一方、学習したことを理解して確実に実行できるのは女性です。

それぞれ男女の特徴がありますが、これを踏まえて、

男子には暗記についても問題を変えたり、取り組み方を変えたりして変化を持たせ、覚えてもらう

女子については、同じものを繰り返し学習して覚えてもらう

といったような取り組みの変化をつけて、少しでも効率的に力がつくように仕向けていくことも大事です。

もちろん個人の差はありますので、すべてがこれにあてはまっているわけではありませんが、

少し参考にしていただければと思います。

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