こんにちは。
ホープアカデミーの藤原です。
学校や塾の宿題って大変ですよね。
わたしの塾では生徒によって学校の宿題を持ってきて塾で取り組む生徒もいます。
塾によっては、塾での勉強が進まないため、塾で学校での宿題は一切させないとか、宿題は家でやるものだから家でしなさい!
とおっしゃる塾もたくさんあります。
たしかに一理ありますね。
では、家では取り組めないほどのレベルの問題(正しくは生徒自身のレベルに合っていない)宿題が出た場合はどうするのでしょうか。
潔く「わかりません。できませんでした。」が通用するわけがないのはみんな知っています。
それではどうするのか。。。
そうです。「答え丸写し」ですよね。
ただサボりたいからやっている生徒もいますが、問題が本当に解けない生徒は、こうするしかありません。
ですが、学校の先生も自分の力でやっているのか、答えを見て写したのか、見ればわかります。
どんなに巧妙に写したところで絶対ばれます。違和感たっぷりの解答ですから。
そういったことは当然学校での評定に関わってきます。
わからないから写したワークと、わからないから赤字で訂正だらけのワーク、どちらが評価が高いでしょうか。
誰でもわかることです。
生徒の最終的な目標は、「学力をつけること」「考える力をつけること」ですが、短期的な目標として定期テストや学校の評定、中期的な目標としては節目の受験が挙げられます。
親御さんの期待するところはやはり学校の成績や受験の結果です。
そのために何が必要かと言われれば、学力の向上も重要ですが、求められていることをきちんとやることです。
授業に真剣に取り組んでいること、宿題をさぼらずにやっていること、こういったことは内申点の向上、受験に必ずプラスになるのです。
学力が足りない生徒は、宿題を「サボっている」のではなく、「やりたくてもできない」のです。
やりたくてもできない子とサボっている子が同じ評価なのは納得できません。
ですから、私は学校のワーク類にも積極的に協力し学習を進めていきます。
一生懸命取り組む子にはやはりいいことがあってほしいと思っていますからね。
また、学校のワークは定期テストでも頻出ですので、きちんと取り組めば取り組むほどテストの結果に現れます。
そういった面でも学校の宿題や課題にきちんと取り組むことは非常に重要です。
宿題や課題の取り組みは、自分のための取り組みです。
自分の力にならないのであれば、宿題は意味がないですし、答えを写したところで、漢字の練習ぐらいにしかなりません。
勉強の成果は「量×質」です。
どちらかが0であったり、少なくてもいい結果は出ません。
宿題を写すということは、質が0ですから成果は0です。
せっかくやるのなら少しでも力になるほうがいいと思いませんか。
誰のため、なんのための宿題なのか考えて取り組むべきですよね。