こんにちは。
ホープアカデミーの藤原です。
先日読んだ本の中で、成功者が習慣として行っていたことが紹介されていました。
有名なところでは、パナソニックの創業者である松下幸之助が、みんなの嫌がるトイレ掃除を習慣として行っていたという話があります。
また、職人の世界でも見習い期間中は雑用があったり、実際の仕事とは関係のないことをやるよう指示されることもあるでしょう。
そういったことは、どういった意味があるのだろうか?
みなさんは考えたことがありますか?
私はあります。
包丁ならば、自分で研がなくとも、人に研がせてもきちんと研げば切れ味は変わりませんよね。
理由をつけるとすれば「道具への愛着」とか「自分の使いやすいように研げる」などといったところでしょうか。
はたまた、まったく違う理由かもしれません。
明確なのは「それをすることは達人になるために必要である」ということだけです。
師匠がどういった意図で指示をしたのか、素人にはわかるはずもありません。
そういったことを理解しようとすることが間違っているのではないでしょうか。
自分はその道の達人のように、あるひとつのことに途方もない時間を費やしているわけではありません。
ですから、どれだけ考えても達人のいうことの真意はわからないのです。
そういった類のことは、勉強でもいえるのではないかと思います。
気になったことはまずやってみる、続けてみる、学生にとって、勉強というのは未知のものです。どうやったらいいかは今まで勉強を経験してきた人にしかわかりません。
先生や先輩の話や意見を聞いて、良いと思ったものは取り入れ、継続してみる、やれば何かわかることがあるかもしれませんが、やらなければ間違いなく何もわかりません。
平凡なこと、簡単なこと、シンプルなことでも続けていくと何かわかるものがある。そしてそれはとても大事なことかもしれない。しかし、やらなければ何もわからない。
そういったことを成功者たちはヒントととして教えてくれていたのではないかなと感じました。
どんなことにも通ずる教えでした。
最近あまり本を読んでいませんが、本を読むことは楽しいですね。