1学期も中盤に差し掛かり、受験に向けた勉強を意識する中学校3年生や、漠然と高校入試のことを考えている中学1年生の保護者の方は多いと思います。
入試のしくみを正しく知っておくことで、今何をするべきなのか、どういった部分に重点を置いて学習を進めればいいのか、考える材料にしていただければと思います。
香川県公立高校入試の制度
香川県の公立高校の入試には、自己推薦入試制度と一般入試制度があります。
それぞれの特徴をみていきましょう。
それぞれの特徴をみていきましょう。
推薦入試
推薦入試を実施しているのは、主に専門科目を持つ学部、学科が多いです。商業科や機械化、デザイン科などです。特殊な技能を持っている生徒は優先的に推薦入試で獲得することが狙いですが、求める生徒像は高校によりさまざまです。受験を考える際にはかならず確認するようにしましょう。
試験科目は主に国語、数学、英語の3科目、各教科30点満点です。加えて、ぞれぞれの学科に専門科目の実技などがあったりします。実技の対策も必要になりますので、早い段階から準備をしておくことが必要です。
試験科目は主に国語、数学、英語の3科目、各教科30点満点です。加えて、ぞれぞれの学科に専門科目の実技などがあったりします。実技の対策も必要になりますので、早い段階から準備をしておくことが必要です。
一般入試
一般入試については、特に出願の上で制約があったりはしませんが、推薦入試と同様、実技試験が課される学科もあります。(デザイン科、音楽科など)まずは候補となりうる高校の乗法を集めてくださいね。
選抜基準について
選抜基準については、一般入試の基準が少し複雑になっています。基準をきちんと把握しておくことで、いつ、何を強化すればいいのかがわかります。
推薦入試の選抜基準
推薦試験の選抜基準については、多少あいまいな(グレーな?)部分がありますが、重視されるのは中学校での学力、部活動などの成績です。もちろんテストの成績や調査書の内容は吟味されますが、ある一分野に秀でている生徒の獲得が目的ですので、特技があったり、何か人より優れている能力がある場合は積極的に受験することをお勧めします。
一般入試の選抜基準
続いて一般入試ですが、こちらは調査書と学力検査の総合判定で合否が決まります。調査書については、220点満点で、内訳は
1年生の学年末評定 5点満点×9教科=45点満点
2年生の学年末評定 5点満点×9教科=45点満点
3年生の学年末評定 (国語、数学、英語、社会、理科)
5点満点×5教科×2倍=50点満点
(保体、技家、音楽、美術)
5点満点×4教科×4倍=80点満点
以上の220点満点で評価されます。
ここで注目して欲しいのは、3年生の評定の5教科以外、いわゆる副教科の配点です。
何と3年生1年間の副教科の得点だけで80点、全得点の約35パーセントを占めています。これは私の想像ですが、3年生は受験に向けて主に5教科の勉強を中心に進めるため、副教科の勉強がおろそかになりがちです。3年生になっても副教科の学習もきちんと取り組んでもらえるよう意図されているのではないかと考えています。ですので、5教科以外の科目についても毎日の学習や定期テストへの取り組みを大事にしていきましょう。
学力試験について
一般入試の学力試験は、国語、数学、理科、社会、英語の5教科で各50点で250満点での評価となります。各教科の試験の傾向や内容については、ここでは省略させていただき、また後日書かせていただきますが、全体的な傾向としては、去年までは易化、今年はやや難化した印象です。来年以降は今年程度の難易度か、もしくはもう少し難化すると予想されます。国語では作文、英語でも英作文があり、配点も大きめです。
選考方法について
一般入試の選考は、学力試験+調査書(内申点)だと申し上げましたが、単純に合計得点が高ければ合格するというわけではありません。
上の図を見てください。
このように、当日の入試の得点(250点満点)を横軸に、調査書点(220点満点)を縦軸に取った相関表を作り、全受験生のそれぞれの得点を順位化して相関表に割り当て、入試の得点と調査書点の両方が高い受験生から順に合格者を決定していくようになっています。このように、合計点ではなく、それぞれの順位で評価されるため、調査書点の不足分を学力検査の点で補うことや、その逆も難しくなっています。
さらに、入試の得点と調査書点、どちらかの得点が基準点に満たない場合は不合格となります。
保護者の方からはよく「内申点と当日点合計で何点あれば安心ですか?」といった質問をいただくことがありますが、両方とも平均的に点数があるということが重要です。どちらか一方がものすごく悪いようであれば、受験を勝ち抜くことは難しいと言わざるをえません。
1年生の学年末評定 5点満点×9教科=45点満点
2年生の学年末評定 5点満点×9教科=45点満点
3年生の学年末評定 (国語、数学、英語、社会、理科)
5点満点×5教科×2倍=50点満点
(保体、技家、音楽、美術)
5点満点×4教科×4倍=80点満点
以上の220点満点で評価されます。
ここで注目して欲しいのは、3年生の評定の5教科以外、いわゆる副教科の配点です。
何と3年生1年間の副教科の得点だけで80点、全得点の約35パーセントを占めています。これは私の想像ですが、3年生は受験に向けて主に5教科の勉強を中心に進めるため、副教科の勉強がおろそかになりがちです。3年生になっても副教科の学習もきちんと取り組んでもらえるよう意図されているのではないかと考えています。ですので、5教科以外の科目についても毎日の学習や定期テストへの取り組みを大事にしていきましょう。
学力試験について
一般入試の学力試験は、国語、数学、理科、社会、英語の5教科で各50点で250満点での評価となります。各教科の試験の傾向や内容については、ここでは省略させていただき、また後日書かせていただきますが、全体的な傾向としては、去年までは易化、今年はやや難化した印象です。来年以降は今年程度の難易度か、もしくはもう少し難化すると予想されます。国語では作文、英語でも英作文があり、配点も大きめです。
選考方法について
一般入試の選考は、学力試験+調査書(内申点)だと申し上げましたが、単純に合計得点が高ければ合格するというわけではありません。
上の図を見てください。
このように、当日の入試の得点(250点満点)を横軸に、調査書点(220点満点)を縦軸に取った相関表を作り、全受験生のそれぞれの得点を順位化して相関表に割り当て、入試の得点と調査書点の両方が高い受験生から順に合格者を決定していくようになっています。このように、合計点ではなく、それぞれの順位で評価されるため、調査書点の不足分を学力検査の点で補うことや、その逆も難しくなっています。
さらに、入試の得点と調査書点、どちらかの得点が基準点に満たない場合は不合格となります。
保護者の方からはよく「内申点と当日点合計で何点あれば安心ですか?」といった質問をいただくことがありますが、両方とも平均的に点数があるということが重要です。どちらか一方がものすごく悪いようであれば、受験を勝ち抜くことは難しいと言わざるをえません。
高校入試に失敗しないために大事なこと
私個人としては、高校入試に失敗したとしても、必ず得ることはあるので、決してマイナスではないと思いますが、やはり受験には成功したいし、成功して欲しいと思いますよね。
受験に失敗しないために大事なことは何でしょうか。
受験に失敗しないために大事なことは何でしょうか。
毎日の勉強を大事にする
どれだけ勉強をがんばって当日の試験がうまくいったとしても、内申点が悪ければ合格できません。学校の評定は定期テストの得点はもちろん、毎日の課題の提出や学習態度を総合してつけられるものです。テスト前だけ一生懸命勉強すれば大丈夫ではありません。毎日の取り組みの積み重ねが重要です。提出物をきちんと出したり、毎日の授業で発表したり、きちんとした態度で授業を聞いたりすることは、評定を上げるうえでとても重要なのです
学力試験に向けた取り組み
中学3年生になり、部活も引退したタイミングで、どの生徒も受験に意識して勉強を始めるようになります。受験はあくまで相対評価なので、自分がどれだけがんばっても、順位が上がらなければ志望校への合格は難しいでしょう。毎日がんばって勉強しても周りの人も勉強するため、なかなか順位は上がりにくいです。ですから、ほかの生徒が本格的に準備を始める前にスタートしておくことが肝心です。もちろん、同じ期間でも人より成果をあげられればよいですが、なかなかうまくはいかないでしょう。毎日の勉強にプラスして人より早めに受験の対策に取り組めるようにしましょう。
ホープアカデミーでは、高松市の中学校の定期テスト対策はもちろん、受験に向けた対策も早期から行います。人より早く取りかかることでアドバンテージを得ることができます。
その他受験に関するご相談も受け付けておりますので、ご希望の方はホームページよりお問い合わせください。
ホープアカデミーでは、高松市の中学校の定期テスト対策はもちろん、受験に向けた対策も早期から行います。人より早く取りかかることでアドバンテージを得ることができます。
その他受験に関するご相談も受け付けておりますので、ご希望の方はホームページよりお問い合わせください。
[addtoany]