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学習と睡眠~ちゃんと休めていますか~

勉強をするときの重要な要素、「集中力」これを途切れさせないための重要なファクターの一つは「睡眠」です。どれだけ寝ているかはもちろん、睡眠の質も大事です。勉強を効率よく進める上でどういった睡眠のとり方がいいのでしょうか。

適切な睡眠時間は?

小学生、中学生、高校生に適正な睡眠時間はどのくらいなのでしょうか?
適正な睡眠を取ることは学習の効率アップに欠かせません。適正な睡眠時間を知ること、どういうサイクルで時間を確保すればいいのか、知っておくことは、学習効率をアップさせてくれます。

小学生

小学生の適正な睡眠時間は9時間から11時間と言われています。厚生労働省の調査によると、実際の小学生の平均睡眠時間6時間44分だそうです。
データを見てもわかるとおり、十分な睡眠時間は取れていないようです。

中学生

中学生に必要な睡眠時間は8時間~10時間です。実際は時間とこちらも十分に睡眠時間は確保できていません。
部活動で朝が早かったり、宿題に時間を割く、塾での学習など中学生も睡眠時間は十分に確保できていないのが現状です。

高校生

高校生で必要な睡眠時間は中学生と同じく8時間~10時間です。
高校生になると夜更かしをしたり、また塾などで帰宅が遅くなることもあり、こちらも十分な睡眠時間は確保できていないようです。

睡眠の質

睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があることは皆さんもよくご存知だと思います。
人間は一晩でノンレム睡眠とレム睡眠を4~5回繰り返しています。この「レム睡眠」のときに、脳はその日学習した内容を整理し、記憶として定着させるはたらきをすると言われています。
学習面では、記憶の定着に睡眠は必須だということが科学的に証明されています。
ではどういう睡眠を取るのが一番いいのか。
学習の効率がいいのは早寝早起きと言われています。
なぜなら遅い時間に学習するといことは、一日の疲れをかかえたまま机に向かうということです。
当然効率は落ちますし、集中力も疲れていないときと違うでしょう。
疲れている状態で勉強するより、朝早起きして元気で集中力があるときに勉強をするほうがはるかに効率はいいです。

お昼寝・休憩も効果的に

睡眠時間が足りてない状態で学習を進めると効率も上がりません。また、昼食をとった後など、血糖値が上がり睡魔に襲われ、勉強がはかどらないこともあります。給食を食べてお昼からの授業でウトウトしてしまう生徒も多いと思います。眠気があるときに無理して勉強しても効率は上がりません。そういうときは少し仮眠を取ることで効率アップが図れます。お昼寝休憩を採用している企業もあるくらい昼寝の時間は効率を上げるために重要だと言われています。昼寝の時間は10分から15分、長くても30分ぐらいとし、座ったままでとることで、頭の中がスッキリし、学習効率のアップが期待できます。眠くてなかなか勉強に集中できないときはお昼寝をしてリフレッシュすることもありですね。
また、休憩の時間に甘いものを取ることもおすすめです。脳の活動には糖分が必要ですので、早くエネルギーに変換されるチョコレートなどの甘いものをとると脳の疲労回復にも効果があります。

まとめ

では効率よい学習をするために心がけておきたいことは何でしょうか。
受験生はもちろん、毎日の学習を効率よく進めるためにぜひ心に留めておき、できる限り実践できるようにしましょう。

寝る時間はできるだけ決めましょう

体には生活サイクルというものがあります。この生活サイクルが乱れると、疲れやすくなったり、集中力が低下したりします。休日にお昼まで寝てしまったり、休みの前の日は夜更かししてしまうなど、生活サイクルが乱れると、学習面では悪影響が多くなります。できるだけ規則正しい生活を心がけて、平日、休日ともに終身時間や起床時間は変えないようにしましょう。

寝る前のスマホは控えましょう

効率よい学習には息抜きも必要だと思いますが、寝る前にスマートフォンやパソコンを利用すると、寝つきが悪くなります。これはスマホやパソコンから出るブルーライトが原因で、睡眠を促すメラトニンを抑制してしまうためです。就寝前はゆっくりお風呂に入るなどリラックスした状態で睡眠を取ることを心がけましょう。



以上のように、睡眠と学習はとても深い関係があります。
時間を有効に使うためにも、効果的な睡眠は必須で、また睡眠の質により学習の質も変わってきます。
正しい睡眠の方法を知ることで成績のアップにも期待ができると思います。


総合学習塾ホープアカデミーでは、高松市で小学生、中学生、高校生を対象に授業を行っております。部活動などを一生懸命取り組んでいる生徒も多く、部活と勉強の両立を目指し毎日勉強に励んでいます。
それぞれにあった学習方法や毎日の生活のルーティンなども提案し、最適な学習方法を一緒に探していきます。
毎日の学習や勉強、生活に疑問をお持ちの場合はぜひ当塾までご相談ください。

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