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学習の診断への取り組み

こんにちは。

ホープアカデミーの藤原です。

香川県では1年、2年生で1回、3年生で7回「学習の診断」と言われる実力テストが実施されています。

入試と同じ形式の問題で250点満点です。(各教科50点)

受験に向けた現在地を知ることができる大事な試験ですが、定期テストと違って出題範囲が広く、どうやって勉強したらいいのかわからない生徒も多いようです。

今回は簡単に学習の診断テストに向けた学習の方法をご紹介します。

「学習の診断」の出題範囲・内容

出題範囲については、実施回ごとに決まっており、学校で配布されています。
1, 2年生は主にその学年で学習した範囲、3年生は、回を追うごとに学習した範囲が追加されていきます。
内容は基礎的な内容が約6割~7割、発展問題、応用問題が3割程度です。

「学習の診断」の対策

まずは過去問を取り組みましょう。ほとんどの学校では、テスト前に昨年のテストが配られ、取り組む時間があります。
どんな問題が出るのか、きちんと確認してもし数年分のテストがあればぜひ取り組んでください。

国語

国語については、実力的な要素が大部分を占めるため、大きく準備をすることができません。漢字も出題されますが、絞り込めないため、テスト前の学習としては不向きです。
できることは詩や短歌の修辞、古文や漢文の現代仮名遣いなどになるでしょう。
国文法についても、2点程度出題されますので、復習しておいてもよいでしょう。

英語

英語は、学習したばかりの文法が必ず出題されます。例えば、2年生であれば不定詞、動名詞、受け身など、3年生では現在完了形、関係代名詞などです。
学習したての文法については、特に重点的に学習を進めておきましょう。
あとは、英作文の準備もしておくとよいでしょう。

数学

数学については、まず計算問題を確実に解けるようにしましょう。計算でも小数や分数が混ざった計算問題が出題されますので、そういった問題も難なく解けるようにしておきましょう。

理科

理科については、化学分野、物理分野、生物分野、地学分野で各1題ずつ大問が出題されます。
化学分野、物理分野は実験をもとにした問題が多いので、実験を基にしている問題をたくさん解いておきましょう。
ちなみに中学校で使っている理科のワークより問題は易しめなので、少し難易度を下げた問題集などに取り組んでおくことをお勧めします。

社会

社会についても、各学年の学習範囲がメインになります。
教科書に載っている太文字の重要語句を中心に覚えていきましょう。
学校で使用しているワークを解き直していくことも有効です。
また、資料の読み取り問題も出題されるため、資料を読んできちんと内容を理解する力もつけておきたいですね。
教科書に載っている雨温図や産業の割合などを示したグラフを確認しておきましょう。

まとめ

出題範囲は基本的なものが多いので、まずは基本的な問題をきちんと解けるようにしておきましょう。
数学なら計算、英語なら書き換え問題などです。理科、社会は重要語句はしっかりと復習をして頭に入れておくようにしましょう。
「学習の診断」は範囲は広いですが、準備できることはたくさんあります。
1年生、2年生の実施は2月ですが、3年生は回数も多いですし、定期テストの勉強と並行して学習を進めなければいけませんので、効率よく準備をしていけるようにしましょう。
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