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自由研究のテーマ

こんにちは

夏休みの宿題シリーズです。今日は親子ともに頭を悩ませる「自由研究」のテーマと取り組み方のご紹介です。

いろんな取り組み方、アプローチの仕方がありますが、ひとつの参考にしていただければ幸いです。

自由研究のテーマの決め方

親も子供も毎年の自由研究のテーマ決め、内容には苦労しているところが多いのではないでしょうか。
せっかくテーマを決めても、どう進めればいいのかわからない、どうやったらうまくまとまるのかわからない、そういったお悩みを塾でもよく聞きます。
まずはテーマ決めからです。

テーマの決め方

テーマについては、自由研究ですので正直なんでもいいです。と言われれば余計悩みますよね。
テーマ決めの基準は「興味があること」です。
興味がない内容をいろいろと調べるのは大変ですし何より楽しくないですよね。
フリーテーマの場合は自分が好きなことをテーマにしましょう。
野球が好きなら「変化球の投げ方」とかでもいいですし、アニメが好きなら「アニメができるまで」みたいなテーマでもいいですね。
理科、社会など、ジャンルが決められている場合はその教科に少しでも関係があればオッケーです。
変化球を研究するなら、理科の物体の進みかたの学習にもなりますし、アニメができるまでならば、社会の勉強になりますよね。
学校で学習したことだけがその範囲ではありませんので、ある程度自由に探すと良いでしょう。

結論を探す

テーマを決めたら最初にしてほしいのは、「どういったまとめにするか」です。
結論をある程度決めてしまうということです。
先ほどの変化球の研究であれば「変化球は無限に種類がある」とかですね。
先に結論を想像することで、どういったことを調べなければいけないのか、研究方法の組み立てなど内容を組み立てやすくなります。

中身を組み立てる

最後に中身を組み立ててください。
できれば2ステップぐらいで、自分で調べた内容を書いていきましょう。
テーマに対して最低2つの面を捉えることが内容を充実させるコツです。
先ほどの例でいうと、変化球の回転の面から、握り方の面から、スピードの面から変化を捉えていく、これだけで3つの面から内容を組み立てることができます。
それぞれの面の検証からわかることをそれぞれまとめ、結論を出します。
それをもって最後のまとめへとつなげるわけです。

まとめ

自由研究は内容、アプローチの方法、形式まですべて自由であるため、逆に難しいですよね。
自由が多すぎると逆に取り組めなくなるのが人間です。
なので、コツは「絞り込むこと」だと思っています。
大雑把に昆虫の研究とするのではなく、カマキリの食べるもの、とかカブトムシの角の硬さなど、ある程度テーマを絞り込んだほうが書きやすいです。
もちろん本で調べてもオッケーですが、インターネットで調べると一発で調べることができますし、実験の内容なども真似できるものも多く見られます。
あれもこれも調べるのではなく、興味のある分野を「絞り込んで」研究するようにすると、量、質ともにうまくまとまります。
そのためにも、テーマ決めに一番の時間を割いてほしいと思います。
毎年テーマを探すのも大変ですが、参考にしてもらえればと思います。
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